医療用ウィッグ

医療用ウィッグの認知度が高まった反面、一般的な医療用ウィッグは安全・安心やつけ心地などの説明に「肌に優しい」「柔らかい」など、あいまいな感覚の表現などが増えていきました。
そこで当社では、ワンランク上の安全・安心の証明として、様々な第三者機関に調査を依頼。
実験・解析による科学的根拠に基づいた具体的な数値で証明し、医療用ウィッグの品質向上に努めています。

2023年11月には新仕様「ファイブスター®S-Line」が誕生。自社工房の独自配合による特殊シリコーンを採用した画期的な生え際で、地肌と同化しぴったりとフィット。ウィッグの「ズレ」への不安を徹底的に解消します。

化学繊維にない、快適なつけ心地を。
ベースの肌ざわりや軽さにこだわり、素材となる天然繊維を追求した結果、古くから高級品として愛されてきた「天然シルク」にたどり着きました。

化学繊維を使った部分ウィッグは肌に触れると痛みやかゆみが出たり、長時間の使用で不快になることがあります。
シルクピース®は肌や髪に優しく、つけていることを忘れるほどの軽さで、一日中快適。アトピーやアレルギーのある方、カラーや白髪染めなどで頭皮や髪が傷んだという方も安心してお使いいただけます。

2024年2月には「シルクピース®S-Line」が登場。ベース生地の全周囲に自社工房で独自配合した特殊シリコーンでカバー。生え際のフレンチレースを撤廃し特殊シリコーンを用いることで、より肌当たりが良くなりました。

一般的に部分ウィッグといえば、「ボリュームがあるショート」が主流で、若々しく見せるため人工毛を使ってボリュームアップしており、ヘアスタイルは変えることができないものが多数を占めていました。

ワンステップではその固定概念を覆し、カット技術により、フルウィッグのように自由にヘアスタイルが変えられる部分ウィッグを開発。ボリュームのない自然な部分ウィッグを提供することで、円形脱毛症や抜毛症で悩む方の支持を得ています。

これまで自分の年齢や好みに合う部分ウィッグが見つけられなかった方も、ウィッグと地毛を同じ色に染めたり、ヘアアイロンでアレンジを楽しむなど、部分ウィッグで幅広いスタイルを楽しむことが可能になりました。

2023年2月より「コットンピース®S-Line」もお選びいただけるようになりました。

"化学繊維を使用したウィッグだと頭皮がかぶれてしまう""とりあえずで買ったウィッグが不自然で普段使いしにくい""仕事用とは別にさっと被れるウィッグが欲しい"
そんな方に「手に届きやすく、安全安心の自然なウィッグを届けたい」という思いから誕生しました。

価格を抑えても品質に妥協せず、自然なつむじや分け目、髪質にこだわりました。
医療用ウィッグの快適性と、ファッションウィッグの手軽さ。
ふたつの長所を兼ね備えたワンランク上の普段使い用ウィッグです。

抗がん剤治療や脱毛症、抜毛症など髪のお悩みで脱毛し、敏感になった地肌に優しい「オーガニックコットン」を使用。
自然な髪の風合いを出すために人毛を50％ミックスし、お手入れのしやすさと髪の自然さを両立できるよう開発しました。
その品質の良さが認められ、各病院の売店などでも販売されています。
2021年10月、肌優はリニューアルにより人毛100％に生まれ変わりました。自然な見た目でドライヤーやコテ・アイロンも利用でき、ますます安心してお使いいただけるようになりました。

髪に悩みがあることで、学校生活の様々なシーンで制限されてしまうことがあります。
例えば修学旅行はお友達一緒に入浴や就寝が伴うため、ウィッグを使用されているお子さんは参加をあきらめることも。
当社はどのウィッグ企業よりも子ども用ウィッグの商品開発に力を入れ、プールやスポーツ、修学旅行にも安心して参加できる商品を提供。大切な学校生活を楽しく快適に過ごせるよう、サポートに努めています。

グローウィング設立当時（2008年）の医療用ウィッグ業界は、「生え際を出せる医療用ウィッグ」は存在していませんでした。流通していたのは人工毛の生え際に分厚いウレタンを使用したウィッグです。しかし、その生え際は前髪を上げたり、髪を結んだりするにはあまりにも不自然でした。
ワンステップは「生え際をもっと自然に見せたい」との試行錯誤を繰り返した末、男性用部分ウィッグに使われていたレース生地にたどり着きました。そのレース生地と相性がいい両面テープを世界中から探し、アメリカの工場から仕入れることができました。
この妥協を許さない探求がフィールラインの誕生のきっかけです。2009年3月、生え際を自然に見せる薄いレース素材の医療用ウィッグ「フィールラインⓇ」が完成しました。

生え際やつむじなど表面的な自然さだけではなく「心から安心できる自然さとは何か」を追究したオーダーメイドウィッグ。一般的なものはベースが黒いネット生地で作られているため、風が吹いた時に髪の分け目から黒いネットが見えてしまう恐れがあります。ウィッグ使用者にとって風は不安そのものであり風のある日は帽子を着用したり、外出さえもあきらめてしまう人も少なくありませんでした。「それなら、風の日も怖くない、風を楽しめるウィッグを！」と、人工肌を全体的に使用したウィッグを考案。どこから風が吹いても地肌が見えることで本当の髪に見えるウィッグ「セントベーネⓇ」が誕生しました。

ウィッグにオーガニックコットン生地を使用するのは、耐久性や伸縮性、植毛が難しいことなどから、当初無理だと考えられていました。
海外の繊維工場や既製品のものでは商品化は不可能だっため、当社では国内でウィッグ専用の糸から開発。
日本にしかない織物技術を取り入れたことで、オーガニックコットンの肌触りとウィッグとしての性能を兼ね揃えた生地を誕生させることができました。

ウィッグを使用されている方の中には、帰宅されるとウィッグを外して帽子等を被られるケースが少なくありません。けれども、帽子だけでは来客時に不安、でもリラックス時には外出用のウィッグは外しておきたいとの要望にお応えし、リラックスタイムに使えるウィッグとして開発しました。
地肌に優しいさらっとしたつけ心地、軽さはもちろん、通気性と吸収性にも優れているためすずさら一枚で快適に過ごすことができます。