コロナ禍を活かした新サービス誕生

～自宅に居ながら【オンラインでカット】が実現～

　現在、新型コロナウイルスの影響で外出自粛される方が多くなっています。
　特に抗がん剤治療中の方は、外出に不安を感じている方が多くいらっしゃいます。しかし、抗がん剤治療が始まる方はすぐにウィッグが必要になる為、ネットで安心して購入したい方が増えています。ファッションウィッグと比べ、医療用ウィッグは日常に必要不可欠であり、今の自分と変わらないスタイルが必要な為、「実物を見ないで購入するのは不安」「サイズ感や髪の長さに誤差がありそう」といった声が多いのが現状です。

こうしたウィッグをネットで購入する際のお客様の悩みを解決する為、2020年8月に「オンラインカット」を開始しました。

ネットで※業界初のオーガニックコットンのニット生地を使用した医療用ウィッグ「ファイブスター®」の購入時に「オンラインカット」を選択頂き、ビデオ通話でお客様と店舗の専任女性スタイリスト「ウィッグオンラインアドバイザー」と対話しながらカットを行い、自宅に居ながらでも、まるで店内に居るような安心感を持って頂けます。
そして、お客様専用マネキンを制作する為、誤差0.5㎝以下で仕上げることが可能です。※2019年3月テフコ㈱調べ

オンラインを活用する美容院・ウィッグの会社は他にもあります。
例えば、一般の美容院ではヘアアレンジや自宅で出来る前髪カット講座を行っていたり、ウィッグメーカーでは、オンラインでカウンセリングを行っていたりするところがあります。
オンラインで実際に購入するウィッグを、カット実演することに踏み込んだのは当社が初めてです。
当社は2008年の創業以来、医療用ウィッグ専門店として幅広い年代・症状を持った多くのお客様と直接対面し、ご提案してきました。その来店型で培ってきた経験・知識があるからこそ、オンラインで正確なカットが出来るのです。

【①理論に基づいた正確なカット技術】

＜スマホを駆使した最新オンラインカットの仕組み＞

①お申し込み後、お客様にスマートフォンで正面・横顔を撮影した写真をメールで送ってもらいます。

②事前にお送りした前髪の長さやカラー、サイズ感などを確認頂ける「測定キット」内の「計測シート」をご覧頂き、髪の生え際～眉までの距離・眉と眉の間の距離・目の幅などをご連絡頂ければ、顔バランスを再現した専用マネキンを制作します。
　眉や目の位置だけでなく、幅まで確認する理由は、前髪のスタイルを作り上げる為です。前髪は一番見た目を印象付ける為、とても大切です。眉や目の幅をベースにすることで、「今までと変わらない前髪・分け目にしたい」という希望が叶えられます。そして顔周りにレイヤーを入れる場合など、位置が分かることで理想のスタイルを作る基準になります。また、鼻や口の位置はスタイルのウエイトを決める重要なポイントになります。