毎年10月はピンクリボン月間　アピアランスケア特集

抗がん剤の福作用　治療中でも楽しめるオシャレ

「乳がんで悲しむ人を一人でも減らしたい」との想いから、1980年代にアメリカでピンクリボン運動が始まりました。日本でも2000年頃から広がり始め、毎年10月を『ピンクリボン月間』とし、「乳がんの早期発見・早期治療」を啓発、推進する取組が、行政、市民団体、企業など全国で実施されています。

当社ではピンククリボン月間であるこの１0月の１９日を「医療用ウィッグの日®」と制定しています。これは医療用ウィッグの「品質」と「認知度」が向上するように働きかけ、安全安心な医療用ウィッグを普及させるのが目的の記念日です。

乳がんの早期発見・早期治療を啓発するとともに、医療用ウィッグ専門店として安全安心な医療用ウィッグの認知と治療中でも「今までと変わらない生活」を提供し続けられるよう努めてまいります。

現在の日本では２人に１人は生涯でがんに罹患すると言われており、女性に関しては、１１人に１人は乳がんに罹患すると言われています。

この罹患数からがん患者の約３人に1人は就労可能年齢で罹患していることが分かります。また、同省健康局※によると、がん治療のために仕事をしながら通院している人が女性約18万人、男性約14万人、併せて32.5万人いることも分かっています。がん患者の多くは治療しながら働く「ながらワーカー」です。治療しながら働く方にも、治療に専念されている方でも社会復帰のサポートとして、アピアランスケア（外見ケア）は欠かせないものになっています。

※厚生労働省「平成２２年度国民生活基礎調査」を基に同省健康局にて特別集計したもの

一般的に、外見の変化による苦痛は、頭痛などと異なり、身体的な痛みだけでなく「魅力的でなくなった、自分らしくなくなった」という他者からの評価低下の懸念が大きいです。

さらに、がんによる外見の変化は病気や死の象徴として、常に患者に病気を意識させたり、他者と対等な関係でいられなくなるという恐れを感じさせてしまいます。

アピアランスケアはがん患者と社会をつなぐ重要な役割を担っているのです。

乳がん女性の抗がん剤苦痛度トップ20の中でも、一番苦痛に感じられているのが「髪の脱毛」です。苦痛を和らげることが出来、外に出る時に必要になるのが医療用ウィッグです。

当社の医療用ウィッグは治療中の方でも安全安心に着用いただけるよう、業界初のオーガニックコットンのニット生地を使用した医療用ウィッグを販売しております。

一般的なウィッグはベース生地に化学繊維を使用していますが、治療中の敏感な頭皮では肌トラブルを起こすことが多くあり、購入したウィッグを使うことができないと嘆く方も少なくありません。当社の医療用ウィッグをはじめ、がんに罹患した女性に安全安心に使用して頂けるアピアランスケアグッズを紹介いたします。

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