人毛募集中 今までの約半分の長さで寄付が可能に
抗がん剤治療や脱毛症により髪を失った女性のための医療用ウィッグ専門店『ワンステップ』を運営する株式会社グローウィング(大阪市北区)は、病気や治療で髪の毛を失った子ども達(18歳以下)に医療用ウィッグを寄付するため、2016年6月から人毛の寄付を募っています。通常、寄付をする為には髪の長さが31cm以上必要でしたが、当社では15cmから寄付を受け付けています。髪の長さが足りず寄付を諦めていた人も参加できる為、ウィッグを通じてより多くの子供達へ笑顔を届けられるようになりました。今後も寄付者の増加を狙い、医療用ウィッグの認知度向上に努めて参ります。
■「つな髪」に込められた想い
ウィッグを必要とする子ども達と、誰かの為に役立ちたい人を『髪の寄付』によって繋げ、そして『髪』を寄付した一人一人のアクションが次の人へと『繋がり』、活動の輪が広がって欲しいという願いが込められています。
■医療用ウィッグ専門店の知識を活かす
髪の長さが15cm以上あれば、髪の毛付インナーキャップウィッグに生まれ変わることが出来ます。このウィッグは、頭頂部に髪の毛が植毛されていない仕様の為、帽子と組み合わせて使います。頭頂部はオーガニックコットンの生地を使用し、治療により肌が敏感な子どもでも安心して使うことができます。院内での移動やお出掛けの際など、帽子感覚で気軽に使えるウィッグで
■当社の医療用ウィッグユーザーも髪の寄付が可能
「つな髪」の最大の特長が、病気や治療の過程で髪を失い医療用ウィッグを使用している方も、“髪を寄付する側”としてこの活動に参加できる事です。なぜなら当社のフルウィッグは人毛を100%使用し、購入時は前髪もすべて同じ髪の長さの「ノーカットウィッグ」だからです。前髪を作る髪型であれば15cm 以上カットする為、不要な髪の毛が発生します。そうして生まれた髪の毛をゴミとして処分するのではなく、新たなウィッグに生まれ変わるべく寄付として受け取ることが可能なのです。医療用ウィッグを購入する側の方が、同じように病気や治療により髪に悩みを持つ方に提供・貢献できることは、今までのヘアドネーションにはなかった大きな特徴です。
【つな髪へ髪を寄付頂いた方の声】
・今まで30cm以上ないとダメだと思っていた寄付が15cm以上からだとハードルが下がった為、寄付がしやすくなり嬉しく思っています。
・結婚式で日本髪に結った髪です。神社で挙式をしました。ご利益があることを祈っています。
・私のお母さんが乳がんになり治療の為に髪が抜けてしまいました。その時ウィッグをつけて授業参観にも来てくれることができました。私の髪でお母さんのように明るく笑顔になれる人がいてくれると嬉しいです。
・私も「起立性調節障害」という病気と闘っています。病気は違えど病と闘っている人たちの役に立ちたいと思いました。
【ウィッグを受け取った子どもの保護者の声】
・娘につけてみたら、鏡を何回も何回もみて表情が、ぱぁ~っと晴れていく感じが見られました。娘の顔を見たら、嬉しくて涙がでました。本当にありがとうございました。感謝しております。慣れてきたら、全体的なウィッグをつけてあげたいと思います。皆様に感謝致します。ありがとうございました。
・最初は私が娘の姿に見慣れなくて不思議な気分でしたが、本人はとてもうれしそうにつな髪に合う帽子を選んでいました。今度はお友達と遊ぶ時に着けて行くそうで、どういう反応をされるか今からドキドキしているようです。娘に素晴らしいプレゼントをありがとうございました。そして髪の毛を寄付して下さった方たちにも心から感謝いたします。
髪の毛を寄付した人の数1,050名・ウィッグを届けた子どもの数38名
(2017年5月8日現在)
〇〇市の××××様
あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゃゆゅよらりるれろわ・を・ん
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