医療関係者と連携　東大病院で合同展示相談会開催（6月28日）

抗がん剤治療や脱毛症により髪を失った女性のための医療用ウィッグ専門店『ワンステップ』を運営する株式会社グローウィング（本社：大阪市北区）は、抗がん剤治療による副作用で悩む患者向けに、東京大学医学部附属病院で開催されるウィッグや乳がん関連製品の展示・相談会に参加します（４月１９日）。入院中で身動きが取れない方も一度に多くの情報を得ることができる為、今後も全国の病院関係者と連携を深め、合同での展示・相談会が主流となるよう働きかけて参ります。

病院内での展示・相談会は１社が単独で行うケースが多い中、東大病院では複数社で行う合同での展示・相談会を月に２回行っています。展示する会社は、ウィッグメーカーだけでも8社、その他には人口乳房、乳がん患者向けの下着、ヘアケア用品など様々です。ウィッグは無料で試着や相談ができ、メーカーによって異なるウィッグの構造や値段の差などをその場で確かめることが出来ます。

参加者の半数以上は抗がん剤治療中の患者で、入院患者だけではなく外来の方も参加できる為、子どもから大人まで男女問わず多くの人で賑わいを見せています。プロのボランティアによるメイクやネイルを体験できるブースもあり、治療中も髪型やネイルを変えて気持ちが明るくなる方も多いです。参加者同士が交流する場面もあり、気分をリフレッシュできる良い機会にもなっています。

当社では、病院内での無料試着・相談会を東大病院以外にも、がん研有明病院・兵庫医科大学病院などで行っています。合同で試着・相談会を行うことで、初めてウィッグを探す方でも自分に合ったものを探すことができるようになりました。ウィッグの値段は、人毛か人工毛か、既製品かオーダーメイドか、などの違いにより数千円から数十万円と大きく幅があります。「自然に見えるもの」「手入れが楽なもの」「あまり高価でないもの」など、自分にとって何が大切か相談しながら選べることもメリットの一つです。